『ダニング=グルーガー効果』から学ぶ!「自信」との付き合い方
こんばんは。
私は、現在エンジニアの仕事をしています。
エンジニアになる前の私のイメージは、ITスキルをつけることが重要で、専門分野の知識を伸ばしていこうと考えていました。
ただ、働いていくうちに、ITスキルを身につけていくことは大事ですが、それ以上にコミニュケーション力をつける必要があるなと感じました。
そんな仕事をしている中で、
「ダニング=グルーガー効果」
という心理現象があることを知りました。
「ダニング=グルーガー効果」とは、正しく自己評価ができず、過大評価してしまうことです。
引用元:File:Dunning-Kruger-Effect-en.png - Wikimedia Commons
図を見ていただくと分かりやすいのですが、何かをスタートしたときは何もないところから新しいことを手にしていくので、全てを理解した感覚になり、いけるのではないかという「自信」が急速に高まります。
その後、能力が高まるにつれて、能力不足を感じたり、凄い人に出会い広い世界を知るなどして「自信」を無くしていきます。
ただ、継続することで徐々に自信が回復していき、スタート時期とは違って、得意や不得意などの自己評価を正確にできるようになるというものです。
これは、成長したなという経験をしたことがある方は、振り返ってみると当てはまる方も多いのではないかと思います。
私は、この「ダ二ング=グルーガー効果」を知ったときに、必要以上に自信を無くすことはなく、自信がない状態も自分が成長するための必要なステップだということを知れました。
この心理を理解していることで、仕事中のコミュニケーションの方法もコントロールできるなと思いました。
もうすぐすると、新入社員が入ってきます。
新入社員のような、新しいことにチャレンジするような人がいたり、自分が新しいことにチャレンジするようなときに、この
「ダニング=グルーガー効果」
を思い出したいと思います。